皆さんと
伴走する塾
ホームページにお越しいただきありがとうございます。私は塾長の杉浦と申します。
言語聴覚士として回復期病院、老人保健施設で勤務した後に、高卒過程の専門学校で11年言語聴覚士の養成に携わってきました。その中で多くの現役生・既卒生(国家試験不合格者)の指導を行ってきました。当塾ではその塾で得られた経験をベースに、効果的・効率的・魅力的な学習環境を提供します。そして、国家試験という困難な道を、皆さんと伴走しながらゴールに導いていきます。
【塾長プロフィール】
北海道大学(専攻は言語学)卒業
日本聴能言語福祉学院 聴能言語学科(大卒コース)卒業
長崎県内の回復期病院・老人保健施設で勤務
日本聴能言語福祉学院 補聴言語学科(高卒コース)専任教員
言語聴覚士国家試験塾 「リンゴの樹」塾長 兼 3大学1専門学校の非常勤講師
養成校では「失語症」の授業を中心に担当しながら、国家試験指導・難関科目の補講を精力的に行っていました。
専任教員になった当初はどのように指導していけば良いのか悩んだ記憶があります。しかし、経験を積んでいく中で、少しづつ手ごたえを感じるようになり、教育方法の研究・研鑽に励むようになっていきました。
大きな転機になったのが、第42回理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成施設教員等講習会 の受講になります。これは、1か月にわたって全国のPT・OT・STの先生方と切磋琢磨しながら、教育漬けになる講習会になります。ここでリハビリテーション教育の基礎をしっかり学ばせていただきました。
その後、東京大学でアクティブラーニングを学ぶ、インタラクティブ・ティーチングリアルセッションを修了(第4期生)する中で、eラーニングに出会いました。新型コロナウイルス感染症が流行する前から、学内でeラーニングサイトを構築し、失語症の授業や国家試験対策に活用していきました。学生からの声を直接いただきながら数年かけて更新していきました。この経験は結果的に塾のeラーニングサイトに生かされています。
また、eラーニングをもっと極めたいと思い、eラーニング教育をテーマに学会発表2回(第31回・第32回教育研究大会・教育研修会で口述発表)するとともに、熊本大学大学院に入学して研究活動を行っていました。
2021年に11年務めていた養成校を退職し、言語聴覚士国家試験塾リンゴの樹を設立しました
【塾長ブログ&X】
・STkokushiのブログ (最近更新さぼりがち・・・)
国家試験合格に向けての勉強法の紹介や頻出単元の解説などを行っています。
ブログの紹介や国家試験に関する情報をつぶやいています。
なぜ既卒生の
合格率は低い!?
私は大学受験の時、現役では1校も合格することができず、1年浪人してしまいました。浪人生になった時は「現役生に比べて1年も多く勉強するのだから楽勝だろう」と思っていました。しかし、思ったほど成績が伸びませんでした。何故かと分析してみると、仲の良かった友人は全員大学生になっており、1人で孤独に耐えながら、遊びの誘惑を断ち切って勉強することが困難だったからだと思いました。
言語聴覚士の既卒生の人たちも同じような悩みを抱えています。友人たちが言語聴覚士として活躍している中で、1年間勉強をするのは想像以上に辛いです。加えて、現役の時には使えていた学校の施設が十分に利用できない、国家試験対策を十分に受けられない、模擬試験に参加できないなどが重なって合格率が低下しているものと思われます。
しかし、今までの教員の経験から、多くの既卒生も適切な指導を行うことで国家試験合格は十分可能と考えています。
当塾の目指す所
皆さんを安心して国家試験合格に導くことを使命としています。
現役生の大半は1回で合格するといえども、実習・就職活動・卒業研究などと同時進行で国家試験勉強をしていきます。このような状況での学習はかなりストレスがかかり、不安な日々を過ごすことが少なくありません。また、10~20%の方は不合格になってしまいます。現役で合格してもらうことを全力で支援していきたいと思っています。
既卒生の場合は手厚い指導が必要になります。学校を卒業し、生活リズムも人それぞれです。一人一人の状況に寄り添いながら安心して学習できる環境を整え、最後には国家試験合格に結び付けていきたいと思っています。
当塾の学習を通して、勉強の仕方や意義・言語聴覚士の魅力を再発見し、皆さんの言語聴覚士としての第一歩を素晴らしいものにしていきたいと思っています。